サンセットの彼方は?

さりげない夕方、午後5時過ぎ。

 秋らしい日々が続いてます、魚釣りに出かけた午後

缶詰のイワシ蒲焼に小麦粉を練りこんだ餌・

(小学生の頃、お昼御飯で出された缶詰が 堤防釣りの大事なアイテムでした。身を食べ尽くすと、缶に残った煮汁をご飯にぶっかけで締めます。しかし、堤防釣りの日はジッと我慢してメリケン粉・小麦粉をそう呼んでました、薫り高いイワシ汁に混ぜ込みます。)

餌を買うおこずかいは、もちろんありません!イソメとかゴカイは当時はありませんでした。大人はサンマの切り身だった記憶があり、堤防に置いて行かれた餌のサンマを、「まだ…食べれるよね」なんて子供心に思ったものでした。・・・もちろん食べてません!自分で作った練り餌に混ぜ込むと、よく釣れたような気がしますが。

自宅から15分程の「新里漁港」へ散歩がてら、竿を手に出かけてます。3本針に練り餌を丸めてチョイ投げ釣り、直ぐに小魚が餌取りに集まります 浮下を調整しながら底からギリギリで根魚をまちましたが・・・・・1時間半、あたりなし!ちょこちょこ浮を触るのは10センチ以下の小物だけです、口が小さいので上手に食事を楽しんで行きました。「お勘定!お会計!!無銭飲食だろ~」

潮風にあたり 穏やかで静かな海の時間をもたせてもらったから、本日は大サービスで無料!!!!仕掛けを片付けて もう少しだけ夕日を眺める事にしました。夕陽はいいね!

黄色の縞の小魚、長いつのだしの黒と黄色、ユニークに泳ぐ箱フグ、岸壁を這っていたハゼ、カニ、早く大きくなって 私の針に掛かってくれ。

釣果なしの小さな反省も心地いい堤防です。陽が沈む水平線の彼方!

私が生まれた小さな島、もっと もっと彼方は天国の入り口 ニライカナイの国、人間が住めない神の国。だそうです。